延長はキャバ嬢の生命線といっても過言じゃないので、如何に延長してもらえるか、その交渉の腕前が試されるんです。
指名客の延長交渉はキャバ嬢が行う
指名客の相手をしている場合は、キャバ嬢側から延長の交渉をするようにしましょう。
交渉をするといっても、ただ単に「延長しませんか?」というだけでは効果が薄いかもしれません。
指名客の場合はそれだけで延長してくれることもあるかもしれないですが、より確実に延長してもらうためには工夫が必要です。
たとえば、「もう帰っちゃうの?」というような寂しそうな雰囲気を出したり、めっちゃ気になる話題を長交渉前にギリギリに持ち出して、続きを聞かせる様に促したりなど、様々な方法があります。
それまでやってきた会話の流れによって交渉術は変わってくるんで、臨機応変に対応してみてください。
フリー客の延長交渉はボーイが行う
フリー客の延長の場合はボーイが交渉を行います。
だからボーイに任せておけば特に問題はないんですが、延長してもらえれば自分にも得があるので、ボーイを手助けしてあげることも重要です。
たとえばボーイが「今からゲームをするんで、もし負けたら延長してもらえませんか?」と言い出したらそれにノってあげたり、「今月この子(キャバ嬢)困っているので協力してもらえないですか?」と言ったら「そうなんです~助けてください~!」とお客さんにおねだりしてみたり…。
他にもボーイが交渉しやすいように話の流れを作ったりなど、協力プレーで交渉することも多いですよ。
複数でキャバクラに来ている場合は延長の決定権がある人を事前にリサーチ
複数でキャバクラに来ているお客さんの場合は、延長する決定を行える権利を持っている人を事前にリサーチしておきましょう。
たとえば会社員のお客さんなら、先輩や上司っぽそうな人を会話の中で見つけて、その人に対して交渉を行います。
上座に座っていたり、明らかに上司とわかる場合はその人に交渉すればいいんですが、皆同じくらいの見た目だとどの人なのか一見わかりづらいですよね。
その場合はシンプルに聞いてみるのもいいんですが、聞きづらい状況のときもあるので、なるべく不自然さが出ないように接客をしつつ、決定権がある人を調べる必要があります。
友人たちで来ている場合は、リーダーシップがありそうな人を見つけてみましょう。
たとえば何かゲームをやることを提案して、まとめ役をつくるように仕向けて、真っ先に候補に出てきた人はリーダーっぽいですよね。
こんな感じでまとめ役の人や上司っぽい人を見つけて延長の交渉をしてみましょう!
しつこい延長交渉は逆効果
延長交渉は大事なんですけど、しつこくやりすぎると逆効果になってしまうんです。
たとえばお客さんが明らかにこの後予定がありそうなのに、それでも延長を交渉してしまうと、自分の都合しか考えてないんだな、と思われてしまいます。
そうなるとせっかく本指名をもらえそうだったのが、失望されて指名してもらえなくなってしまうことだって考えられます。
これでは延長して稼ぐどころか、貴重なお客さんを失ってしまいますね。
これは本指名をもらっている常連のお客さんに対しても同じです。
常連だから多少強引に延長交渉しても大丈夫だろう、と安易に考えていると、呆れられてしまうこともあります。
常連でもお客さんであるということを意識して、節度ある距離で接しましょう!
延長をしてもらえるかは9割延長交渉の前に決まる
延長をしてもらえるかどうかは、9割交渉の前に決まっているといっても過言じゃありません。
皆さんだったら、つまらない話しかしてこないキャバ嬢が「延長してほしい」とどんなにねだっていってきても、延長してあげようという気持ちになりますか?
延長もタダでできるものじゃないので、延長するなら楽しい時間を過ごしたいですよね。
つまらない話しかしない人や態度が悪い人に延長を交渉されても、絶対にしたいと思いません。
こうやってお客さん側の心理にたって考えれば、どうすれば延長をしてもらえるかがわかるはず。
お客さんに楽しい時間を過ごしてもらって、延長交渉する前の時間をいかに上手に盛り上げるかが大切なんですよ。